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いいえ。胃がんは不治の病ではありません。
早い時期に見つかった早期がんでは、90%以上のひとが完治することがわかっています。


1)胃のあたりがもたれる、不快感がある、痛い
2)吐き気がある
3)嘔吐する
4)血を吐く、黒い便が出る
5)貧血(血液の量が足りない状態で、このために顔色が悪くなり、また血液の中の赤血球を運ぶ酸素の量が少なくなるために、息切れがしたりします)
6)食欲不振
7)体重が減る
などがあります。しかし、これらの症状は胃がんでなくとも起こることがあり、胃がんに特有な症状というわけではありません。言い換えると、胃がんに特徴的な症状はあまりないということになります。

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Q. 早期発見をするには、どの様な事に注意していれば良いですか? |
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胃がんに特有な症状はありません。また、特に早期がんでは症状がまったくないことが少なくありません。したがって早期発見するには検査(検診)を受けることが極めて重要です。検査は、バリウムを飲む造影検査と、一般に胃カメラといわれている内視鏡検査がありますが、早期がんを発見するには、直接胃の中を観察することができる内視鏡検査がおすすめです。


胃がんの治療原則は切り取ってしまうことです。
小さいもの(早期がん)ではお腹を切らないで、内視鏡的に取りきれてしまう場合もあります。しかし、胃の周りのリンパ節に転移することが多いので、通常の胃の手術ではがんがある胃とそのまわりのリンパ節を切除することが行われています。また進んだ胃がんでは手術で切取っただけでは不十分な場合もあり、手術のあとに抗がん剤を使って目に見えない“残っているかもしれないがん”を治療することが有効であることが最近の研究で明らかになりつつあります。さらに手術ですべて取りきるのが難しいと考えられるような病変に対して、手術の前に抗がん剤を使って、がんを小さくしてから手術するといった方法も試みられています。

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Q. 胃がんと診断されたのですが、腹水があり、腹膜播種(転移)のためもう打つ手がないと言われました。 |
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胃がんは進行すると腹膜に転移することが少なくありません。腹膜に転移して腹水があるような場合、これまで有効な治療法はあまりありませんでした。しかし、最近は腹膜移転に比較的よくきく新しい抗がん剤も登場してきています。
また、私たちは抗がん剤を転移がある腹腔内に直接投与することで、これまでとは見違えるほどよく効く例を経験しています。この治療法はまだ試験的な段階ではありますが、かなり期待がもてそうです。

可能です。帝京大学病院の外科までお越し下さい。
通常木〜土曜日に初診の方の診察を行っています。

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