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治療(手術・化学療法)

    


da Vinci Xi Surgical Systemによるロボット支援胃切除手術に関する臨床研究のお知らせ

 

適応基準がありますので希望されても参加できない場合があります。


目的
ロボット(商品名daVinci ダビンチ)を用いた手術は従来の一般的な腹腔鏡下手術以上に、手術者にとってストレスの少ない、より複雑で細やかな手術を可能としており、また3次元による正確な画像情報を取得できるため、より安全かつ侵襲の少ない手術が可能となるものと考えられます。

日本では、2012年4月に前立腺癌に対するロボット支援手術が保険適応となり、日本でもロボット支援手術が行われるようになりましたが、現在胃癌に対するロボット手術は保険診療として認められていません。しかし、海外や日本の一部の施設では胃癌に対するロボット支援下手術が行われており、安全性と低侵襲性が報告されています。現在330例を対象とした多施設の先進医療も終了し、解析を待っているところです。
今回このロボット(当院にあるのは最新のダビンチXi)
を使用したロボット支援下胃切除を当院で行い、ロボット手術の安全性の評価をおこないます。

対象
重度な合併症を持っていない早期胃癌cStage Iの患者を対象とし、ダビンチXiを用いたロボット支援下胃手術を行います。目標数は20例とします。

費用
入院及び手術にかかる患者の診療費負担金額は、3万円(消費税別)です。ただし、診療行為以外の費用(室料差額、食事代、病衣代、文書料など)は別途患者負担となります

方法
当院では早期胃癌に対しては通常腹腔鏡下手術を行っておりますが、その通常行っている腹腔鏡下手術をダビンチXiを用いて行います。施行する手術内容(創の大きさ、切除する胃の大きさ、リンパ節を切除する範囲など)は腹腔鏡下手術と変わりません。通常手術との違いは手術道具としてダビンチXiを使用することのみです。そしてダビンチXiを使用した際の手術時間、出血量などのデータ、および術中・術後におこる膵液瘻、縫合不全、腹腔内膿瘍、通過障害・狭窄などといった有害事象(好ましくない状態)発生率を検討し、このロボット手術の安全性・妥当性を評価します。


なお、「日本内視鏡外科学会の内視鏡手術支援ロボット手術導入に関する提言」に基づいた研究として行われます。術者は、日本消化器外科専門医の取得、日本内視鏡外科が統括する技術認定取得が必要で、さらに手術支援ロボットについての技術研修を終了したものに限られます。術者はすべて満たす帝京大学医学部外科学講座助教 清川貴志が行います。助手は手術支援ロボットについての技術研修を終了した帝京大学医学部外科学講座大学院生 添田成美が行います。その他、手術の総括などは帝京大学医学部外科学講座教授 福島亮治が行います。

また、学会の提言を尊守し、当院における当初の数例はロボット支援胃切除手術の経験豊富である指導者を外部から招聘します。

2018.1 中医協総会で12種類の手術に保険適応が承認されました。 ただし保険診療を行うためには10例の手術経験が必要となりました。

da Vinci Surgical system とは

da Vinci Xi Surgical System(ダビンチXi)の概要


ダビンチは1990年代に米国で開発され、1999年よりIntuitive Surgical社から臨床用機器として販売された手術支援ロボットです。当院では最新のダビンチXiが導入され主に前立腺手術で使用されています。

ダビンチは、「Surgeon Console」、「Patient-side Cart」、「Vision System」の3つから構成されています。術者は「Surgeon Console」で3Dモニター画面を見ながらロボットアームを操作して手術を行います。

「Surgeon Console(コンソール)」でのロボットアームの動作が患者のおなかに挿入された「Patient-side Cart」のインストゥルメントと連動し、手術が行われます。関節機能付きインストゥルメントはヒトの手よりも曲がり、回転することができます。また、手ぶれの補正ができることにより、より安全に手術が行えるのではと考えられています。

 

コンソール(術者がここで操作します)         助手が患者の脇で鉗子の交換などの補助をします。手術は術者の操作するロボットが行います。

 

 

鉗子の先端は手首のように折れ曲がることができ、繊細な操作が可能です。

 

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